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【愛着障害】真ん中っ子に多い?5つの意外な共通点
「真ん中っ子」という言葉、耳にしたことがあるでしょうか?
兄弟の真ん中に生まれた子どもを指す言葉ですが、実は、心理学の世界では「真ん中っ子」ならではの悩みや特徴が注目されています。
今回は、真ん中っ子に多く見られる可能性のある「愛着障害」との関連性について、5つの共通点を深掘りして解説していきます。
真ん中っ子ってどんな人?
上には兄や姉、下には弟や妹がいるため、常に誰かと比較される経験をすることが多いです。
そのため、自己肯定感が低くなりがちだったり、劣等感を感じたりすることも。
一方で、兄や姉、弟や妹と様々な関係性を築く中で、コミュニケーション能力や協調性を養うことができます。
また、柔軟性や適応力も高い傾向にあります。
上のきょうだいの真似をしたり、下のきょうだいを面倒を見たりと、状況に合わせて対応する経験を積むからです。
しかし、さみしがり屋な一面や、目立ちたがり屋な一面を持つ場合もあります。
常に誰かと一緒にいたいと思ったり、逆に、誰かに注目されたいという気持ちを抱くこともあるでしょう。
愛着障害とは?
「愛着」とは、赤ちゃんが周りの大人、特に母親との間で築く特別な絆のことです。
この絆が健やかに育まれることで、人は安心感を得て、心身ともに健やかに成長していくことができます。
しかし、様々な理由でこの絆がうまく形成されない場合、愛着障害と呼ばれる状態になることがあります。
愛着障害を抱えている人は、大人になってからも人間関係を築く上で苦労したり、心の安定を保つのが難しかったりするケースがあります。
愛着障害の種類
愛着障害には、大きく分けて以下の2つのタイプがあります。
- 不安型愛着:常に不安を感じ、他人に振り回されやすいタイプ。
- 回避型愛着:他人を信頼できず、心の距離を置くタイプ。
愛着障害の原因
愛着障害の原因は様々ですが、代表的なものとしては、
- 両親からの十分な愛情を受けられなかった
- 虐待やネグレクトを受けた
- 頻繁な転居や親の入院など、安定した環境が得られなかった
などが挙げられます。
愛着障害の特徴
愛着障害を抱えている人は、以下のような特徴が見られることがあります。
- 人間関係を築くのが苦手
- 孤独感を感じやすい
- 不安感が強い
- 自己肯定感が低い
- 感情の起伏が激しい
- 依存心が強い、または逆に依存を嫌う
愛着障害は、生まれつきの性格ではなく、育った環境によって形成されるものです。
愛着障害は、幼少期の経験が原因で、大人になっても影響を及ぼす可能性のある心の状態です。
愛着障害を抱えている人は、決して悪い人ではなく、様々な困難を抱えながら生きていることを理解することが大切です。
愛着障害と真ん中っ子の5つの意外な共通点
共通点1:注目不足による孤独感
真ん中っ子は、上の兄弟にはすでに目が行き届いているため、どうしても下の兄弟に比べて両親の目が届きにくいことがあります。
そのため、十分な愛情を感じられず、孤独感を感じやすい傾向があります。
これは、愛着形成の初期段階で十分な愛情を受けられなかった場合に起こりうる愛着障害の一つの症状と共通しています。
共通点2:比較による自己肯定感の低下
真ん中っ子は、上の兄弟と下の兄弟の良いところを比較されることが多いです。
常に誰かと比べられ、自分には足りないものがあると感じてしまうことで、自己肯定感が低くなってしまいます。
この自己肯定感の低さは、愛着障害を抱える人にも共通して見られる特徴です。
自己肯定感が低い人の特徴
- 他者と比較する癖がある
- 過去にトラウマがある
- 承認欲求が強く、他者に依存してしまう
共通点3:競争意識の高さからくる人間関係の悩み
真ん中っ子は、兄弟間で常に競争意識を抱き、優位に立ちたいという気持ちが強いことがあります。
しかし、その一方で、周囲との関係性を築くのが苦手であったり、協調性に欠けるという特徴もみられます。
これは、愛着障害によって、他人との距離感が掴めず、人間関係を築くことに困難を感じている状態と似ています。
共通点4:自己主張の抑制による心の葛藤
上の兄弟や下の兄弟に気を使い、自分の意見を言えないことがあります。
この自己主張の抑制は、心の奥底に不満や不安を溜め込み、それが心の病につながる可能性があります。
愛着障害を抱える人も、自分の気持ちを素直に表現することが苦手で、心の奥底に抑圧された感情を抱えていることがあります。
自己主張ができない人の特徴
- 人の目を気にし過ぎてしまう
- 八方美人
- 厳しい家庭環境
共通点5:完璧主義によるプレッシャー
真ん中っ子は、上の兄弟や下の兄弟の成功を見て、自分も完璧なことを求めすぎてしまうことがあります。
しかし、現実はそう簡単にはいかないため、常にプレッシャーを感じ、それが心の負担になります。
この完璧主義は、愛着障害を抱える人にも共通して見られる特徴で、常に高い基準を自分に課してしまうことで、心のバランスを崩してしまうことがあります。
まとめ
真ん中っ子は、育つ環境によって、愛着障害を発症するリスクが高いと言えます。
しかし、すべての真ん中っ子が愛着障害を抱えているわけではありません。
また、愛着障害は、真ん中っ子だけでなく、様々な背景を持つ人にも起こりうるものです。
大切なのは、真ん中っ子に限らず、一人ひとりが抱えている心の状態に目を向け、必要なサポートをしてあげることです。
もし、あなたが、またはあなたの周囲に、この記事を読んで心当たりのある人がいれば、一人で悩まずに、専門家や信頼できる人に相談することをおすすめします。